雷乃収声:透析予防外来のご案内
2025.9.25
雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)。暑さもようやく落ち着き、夏の名残を感じつつも、
空の様子や風の気配に秋の訪れが感じられるようになりました。
少し先になりますが、11月14日は「世界糖尿病デー(World Diabetes Day)」です。
糖尿病の予防と治療、そして合併症への理解を広めることを目的とした国際的な啓発デーで、
世界各地でブルーライトアップなどの取り組みが行われます。
当院では、今年度は特別なイベントの予定はありませんが、この機会に、糖尿病の合併症の一つである
「糖尿病性腎症」への理解を深めていただくとともに、当院の「透析予防外来」についてご紹介いたします。
糖尿病性腎症は、自覚症状の少ないまま進行し、重症化すると透析が必要になる深刻な合併症の一つです。
腎症の微量アルブミン尿期(第2期)以上と診断された方や、腎機能の変化を指摘された方は、
定期的な評価と多職種による介入によって、腎機能の悪化を予防することができます。
当院の透析予防外来では、糖尿病専門医・看護師・管理栄養士が多職種で連携し、
患者さん一人ひとりの状態に応じた包括的なサポートを行っています。
🕒透析予防外来 実施日時
月曜日:9時・14時
水曜日:14時
木曜日:14時
尿検査や血液検査で腎機能に変化がみられた方、食事や治療内容について相談したい方は、ぜひ主治医までお気軽にご相談ください。
