患者の皆様へ

初診時のお願い

当科外来受診の際に準備しておくとよいもの

1)おくすり手帳

他の医療機関で薬剤の処方を受けている方は、是非お薬リストをお持ち下さい。

また関節内注射や抗がん剤などの注射治療、広範囲の塗り薬、吸入薬などの治療を受けている方は担当の先生にご相談の上、紹介状や診療情報提供書を記載してもらいましょう。お薬の中には、血糖をあげる作用があるものや、検査時に休薬・中止が必要なものがあります。

2)これまでに受けた健診やドックの記録

全て持参しましょう。

実際のレポートを見せて頂かないと、何が検査済で何が未検査なのか分かりません。また1年以内に健診を受けていない方はその旨をはっきり担当医に伝えましょう。これらの情報はこれからの検査計画を立てる上でとても大切です。

3)糖尿病連携手帳・自己管理ノート・糖尿病眼手帳

糖尿病連携手帳・自己管理ノートは、公益社団法人日本糖尿病協会が発行し、無料配布されています。糖尿病連携手帳はこれまで診察を受けていた内科かかりつけ医に限らず、歯科・眼科受診し、糖尿病連携手帳に毎月の検査結果、歯科・眼科などの検査情報、療養指導の記録などを記入したものをお持ちの場合は受診時に提出ください。自己管理ノートは血糖自己測定の結果を記録していくノートです。当科受診前より糖尿病の注射薬での治療を行い、血糖自己測定を行っている場合は、その記録もお持ちください。

また、糖尿病眼手帳は日本糖尿病眼学会が作成・発行し、無料配布されています。糖尿病治療を行う際、糖尿病網膜症の状態は治療方法を決定するのに重要な情報の一つです。かかりけの眼科に通院し、糖尿病眼手帳をお持ちの場合は受診時に提出ください。

4)親族に糖尿病・内分泌疾患のある場合はその診察内容、自分との血縁関係などできるだけ詳しいメモ

血縁のお身内に糖尿病・内分泌疾患と診断された方が複数おられる場合は、あらかじめ以下の3点については、メモにまとめておき、受診時に担当のナースや医師に見せましょう。

  1. 誰が何歳頃から糖尿病・内分泌疾患と診断されて、どのような治療を受けられたのか

  2. 合併症はどうか

  3. 既に死亡されている方の場合は、何歳でどのような死因で亡くなられたのか

なお、該当される方が祖父母や叔父叔母、甥や姪、従兄弟などの場合は父方、母方のどちらの方なのかを教えて頂く必要があります。

受診に関しては当院ホームページも御覧ください。