私は、聖マリアンナ医科大学病院で初期研修を行い、今年度代謝内分泌内科に入局しました。

近年糖尿病患者さんは増加傾向であり、患者さん一人一人の生活に根ざした治療を行うことができる点に魅力を感じ、代謝内分泌内科に入局しました。また、糖尿病の完治は難しいですが、適切な治療を行えば、合併症のリスクを下げ糖尿病でない人と変わらない生活を目指せるという予防医学的な側面にも興味を持ちました。

その他、内分泌疾患は、まず疑って検査をしなければ診断がされないという面があります。多彩な症状や所見から、ホルモン検査を施行して診断し、適切な治療介入を行う必要があります。そのためには自分の知識や経験を深める必要がありますが、当科は症例が豊富であるため日々様々な内分泌疾患を経験できます。そのような環境も入局を決めた理由の一つです。

糖尿病や内分泌疾患に興味のある方はぜひ一度見学に来てください。