当科のご紹介

KUME REINA

久米 怜奈

平成29年 聖マリアンナ医科大学医学部卒

私は、本学出身です。
平成29年に本学の代謝・内分泌内科に入局しました。

私が当科へ入局した理由は、糖尿病管理に魅力を感じたからです。学生時代より患者さんに身近な内科医を志して医師になりました。初期研修での当科ローテーションでは、患者さんの疾患管理だけでなく、生活背景を考慮した患者さんに寄り添った医療を学ぶことができました。糖尿病は定期的な健診があれば診断につながりますが、合併症などの病態が進行するまで症状がありません。他の生活習慣病も含めて、症状のない病気を継続的に治療するためには、患者さんへの教育と生活背景などを考慮した医療が必要となります。そのためにも、患者さんとのコミュニケーションを大事にしながら、患者さんとともに治療し、合併症の進行を予防していけるよう心がけています。

また、本学では、副腎・下垂体・甲状腺など内分泌領域で多彩な疾患を経験することができます。症候性の内分泌疾患では、倦怠感や多尿などで困っていた方がホルモンの補充により劇的に症状が改善することがあり、患者さんのQOL改善に貢献できたとき、患者さんだけでなく自分の喜びも大きく感じます。

まだまだ力不足ですが、毎日の診療すべてが新たな知識や経験につながり、とてもやりがいを感じています。

糖尿病および内分泌疾患に興味のある方、内科に興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。

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