当科のご紹介

KUBOTA JURI

窪田 珠理

平成29年 帝京大学医学部卒

聖マリアンナ医科大学代謝内分泌内科に入局した窪田珠理と申します。

元々私は帝京溝の口病院で後期研修を開始しましたが、内科ローテーションをきっかけに、前医の恩師の紹介もあり、縁あって現在医局員として正式に受け入れていただいています。

私は学生時代から内科への専攻を考えていました。代謝内分泌内科に決めたのは以下の三つの理由です。

①様々な領域に幅広く関連していること。私は専門に限らず様々な内科の疾患を診たいと思っています.内科全般の疾患と向き合いたいと考えている人に当科はとても向いている診療科だと思います。

②生活習慣に最も関連が深い内科であること。糖尿病は当科で最も経験する疾患ですが、例えば、深夜勤務される方の食事をする時間はいわゆる朝昼夕食とは異なるため、インスリンを打つならばタイミングに工夫を要するといったように、糖尿病は患者さん毎の様々な背景に配慮した治療が必要です。一つ一つの症例で丁寧に生活習慣に配慮することで、コントロールが改善し、様々な疾患の予防に繋がるのは当科の醍醐味と言えます。

③とても奥の深い専門性のある科であること。下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、etc…学生のみなさんは内分泌と言えばこれらの臓器が浮かぶと思います。国家試験では内分泌のフィードバック機構などを覚えた方も多いのではないのでしょうか。実際に診療に携わり、患者さんと接することで代謝内分泌の深みを感じることができると思います。

なんと言っても、当院ではたくさんの珍しい内分泌疾患をみることができるのが強みです。

最後になりますが、聖マリアンナ医科大学病院代謝内分泌内科は毎年若手が複数人入局し、とても活気溢れる診療科です。是非、入局をお待ちしています!

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