私は他大学出身であり、現在、後期研修３年目です。初期研修は他県の市中病院で行い、後期研修1年目は他科研修を中心とし，後期研修2年目より代謝・内分泌内科での研修を行っています。

糖尿病・内分泌領域において、ホルモンが全身に与える影響と、決して数値のみではカットオフできず、患者様の生活背景を含め、「患者様を診る」という点に興味を持ち、当科を専攻しました。

結婚を機に後期研修より神奈川県への転居が決まり、入局先を決める際に、糖尿病と内分泌のCommon diseaseと稀少疾患のどちらも経験でき、指導医との距離が近いところを重要としました。初期研修病院の糖尿病内科の部長より、本学を勧められ、見学の後に入局を決めました。

現在研修している横浜市西部病院では、副病院長 方波見卓行教授のもと研修を行っています。代謝領域は妊娠糖尿病、インスリンポンプ療法の症例も担当し、内分泌領域は下垂体・甲状腺・副腎と幅広く、Common diseaseと稀少疾患のどちらも経験でき、症例数や疾患の多様性は十分です。アカデミックな教育環境であり、学会発表・論文作成の機会にも恵まれています。日々勉強することが多いですが、充実した研修を行っています。

また新内科専門医（J-OSLER）の対策としては、不足している症例を配慮し、研修内容を組んでもらえます。指導医の先生方が手厚く指導をしてくださり、内科の秘書さんが制度の不明点や課題点をサポートしてくださいます。このような体制も本学のメリットと考えます。

他大学出身であっても、分け隔てない雰囲気であり、心配の必要はありません。是非気軽に見学にいらしてください。